デザインはセンスだけで決まるものではありません。初心者でも、情報を整理する基本ルールを知れば「読みやすく、伝わる」見た目を作れます。まず覚えたい5つを紹介します。
1.目的と主役を一つにする
最初に「誰に、何を伝え、どんな行動をしてほしいか」を1文で決めます。主役が複数あると、見る人はどこから読めばよいか迷います。最重要の見出しや写真を一つ決め、それ以外は支える役割にしましょう。
2.情報に優先順位をつける
すべてを同じ大きさ・太さにすると重要度が伝わりません。タイトル、補足、詳細の順にサイズや太さを変えます。遠目で見たときに最初に読ませたい言葉が目に入るか確認してください。
3.そろえる
文字や写真の左端、中央、間隔をそろえると、内容が同じグループとして伝わります。配置に迷ったら、まず左ぞろえを基準にし、見えない一本の線を意識しましょう。
4.余白をつくる
余白は空きではなく、情報を読みやすく分けるための要素です。関連するもの同士は近づけ、別の話題との間は広く取ります。窮屈に感じたら、装飾を足す前に文字量や要素を減らしてみましょう。
5.色とフォントを絞る
色はメイン、アクセント、背景の3色程度、フォントは見出しと本文の2種類程度が目安です。本文は背景とのコントラストを十分に取り、アクセント色は本当に見せたい場所だけに使います。
完成前のチェックリスト
- 最初に読む場所がすぐわかる
- 端や中央がそろっている
- 文字が小さすぎない
- 余白に一貫性がある
- 色とフォントを増やしすぎていない
- スマホ表示でも読める
上達する練習方法
気に入ったデザインをそのまま眺めるだけでなく、「何が一番大きいか」「どこがそろっているか」「色は何色か」を言葉にしてみましょう。その上で、自分の制作物を一つのルールだけ変えて比較すると効果がわかります。
まずは主役、優先順位、整列、余白、色とフォントの5つを守るだけで、伝わり方は大きく変わります。


