初心者の短い画像や資料は、まず1種類のフォントで作ってみましょう。見出しと本文はサイズ・太さで分け、必要な場合に2種類目を加えます。種類数は絶対のルールではありません。
1〜2種類から始める理由
種類を絞ると、同じ役割なのに形が毎回違う状態を減らせます。読む人も、見出し・説明・日付を見つけやすくなります。少ない種類でそろえることと、全部を同じ大きさにすることは別です。


太字は別のフォントとして数える?
たとえば同じフォントファミリーのRegularとBoldは、ひとまとまりの書体として整理できます。フォントファミリーは、同じ設計の中に標準・太字などがある一式のことです。初心者の制作では「1種類の書体を、2つの太さで使う」と考えると分かりやすくなります。
| 違い | 整理する考え方 |
|---|---|
| 同じ書体の標準と太字 | 1つのファミリー内の使い分け |
| 同じ書体の大小 | サイズの違い |
| 明朝体とゴシック体 | 別の書体として役割を決める |
| 日本語と英字の別書体 | 組み合わせの理由と相性を確認 |
厳密なファイル数を数える記事ではありません。大切なのは、見る人が受け取る文字の形と、役割が整理されているかです。
1種類で作る方法
見出しは大きく、本文は標準に
本文を読みやすい標準の太さにし、見出しを同じ書体の太字へ変えます。見出しのサイズも少し大きくすると、内容の区切りを見つけやすくなります。
日付や料金も、役割に合わせる
日付は本文と同じ書体で配置をまとめ、料金が主役なら大きく太くします。数字だけ別のフォントに変えなくても、十分な強弱を作れます。
自宅から参加できる、初心者向けの体験会です。
差のつけ方は、文字に強弱をつける方法で具体例を紹介しています。
2種類にするなら、役割を固定
見出しは明朝体、本文はゴシック体など、使う場所を先に決めます。1枚目の見出しが明朝、2枚目がゴシックと変わるより、シリーズで同じルールを続けるほうが統一感を作りやすくなります。
- 見出し用と本文用を先に決める
- 太さ・サイズ・色にも共通のルールを作る
- 日本語・数字・英字を並べて相性を見る
- 複数ページの投稿は、全ページで役割をそろえる

本文と見出しをそろえたら、今度は単調になりました。
PORT編集部書体を増やす前に、見出しの大きさ・太さ・余白を変えてみましょう。形をそろえたままでも、大事な場所が分かるデザインにできます。
3種類以上を使ってよい場面
ロゴ、短い英語の飾り文字、本文など、用途が分かれているなら3種類以上が必要になることもあります。雑誌のように、複数の書体を計画的に組む表現もあります。ただし、初心者が日程・料金・本文へ何となく追加するのは避けたいところです。
追加する理由を1行で説明する
「この一言だけ手書き風にして、親しみを添えたい」なら使う場所を限定できます。「目立たないから別の書体にした」は、サイズや位置の問題かもしれません。まず文字サイズやレイアウトを見直しましょう。
バラバラになったときの直し方
- 使っている書体を全部メモする
- 見出し・本文・日付などの役割へ分類する
- 同じ役割の書体をそろえる
- 強調は太さやサイズで作る
- 一覧や複数ページを並べて見る
統一したルールを繰り返す考え方は、デザインの反復でも紹介しています。

