余白の取り方|デザインが一気に見やすくなる基本

余白の取り方を表すデザインの図

「空いているところがもったいない」と感じて、情報をぎゅっと詰めていませんか。余白は空きではなく、内容を区切り、主役を見せるための場所です。

結論

余白は、同じ内容の中では小さく、別の内容との間では大きく取るのが基本。外側の余白、要素の間、文字の行間を分けて確認すると整えやすくなります。

余白を広げると、情報が入りきりません。

PORTのロゴPORT編集部

先に情報の優先順位を決め、なくても伝わる文言を削りましょう。文字を極端に小さくして詰め込むより、内容を分けるほうが読まれやすい場合があります。

この記事でわかること
  • 余白は「何もない場所」ではない
  • 3種類の余白を順に整える
  • 余白の大小で情報を整理する
目次

余白は「何もない場所」ではない

写真と見出しの距離、カード同士の間隔、画面の端から文字までの幅には意味があります。近いものを一組として見せ、別のまとまりを離す。余白があると、読み手はどこで区切ればよいか分かります。

場所役割確認点
画面の外側窮屈さを防ぐ左右が極端に狭くないか
同じグループ内関係を示す見出しと本文が離れすぎないか
グループ間話題を区切る内側より広いか

余白は情報の区切りになる

同じ距離で詰め込んだ例
週末ワークショップ10月5日 駅前会場参加費1,000円予約する
内側と外側に差をつけた例
週末ワークショップ10月5日|駅前会場参加費 1,000円予約する

同じ情報でも、見出しと開催情報をまとめ、申込の前を広く空けると区切りが分かります。

3種類の余白を順に整える

まず画面の外側に一定の余白を取り、文字が端に張り付かないようにします。次に見出しと説明、カード同士の距離を決めます。最後に本文の行間を見て、詰まりすぎ・開きすぎを調整します。

余白の大小で情報を整理する

例えば「イベント名+日時」を一組にし、その下の「申込方法」との間を広げます。同じグループの内側を狭く、違うグループとの外側を広くすると、線を引かなくても情報の階層が伝わります。

余白を埋めすぎるNG例

小さな文字を空きに足す、背景模様で埋める、意味のないアイコンを増やす。こうした追加は、主役への視線を散らします。余白が気になるときは、情報が足りないのか、それとも主役をもっと見せたいのかを先に判断しましょう。

スマホでは余白を再確認

PCで横に並べた二つのカードをスマホで縦にすると、カード内とカード間の距離が同じになりがちです。小さな画面でも、カードの内側と次のカードとの間に差をつけます。文字が端に寄りすぎていないかも確認しましょう。

実例|イベント案内の詰め込みを直す

見直す前

見出し、日時、説明、申込ボタンが上下ほぼ同じ間隔。画面の端にも文字が近く、息苦しく見える。

見直した後

左右の余白を確保し、見出しと説明は近く、申込情報との間は広く取る。装飾を減らして主役を残す。

直す手順

  1. 外側に余白を作って文字を端から離す。
  2. 同じ話題を近づけ、別の話題を離す。
  3. スマホで窮屈な箇所があれば、文章を短くする。

まとめ

余白は「余ったスペース」ではなく、情報を読ませるための設計です。何を近づけ、何を離すかから考えましょう。

参考:Adobe|伝わりやすいプレゼン資料の作り方

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